2014年05月14日

政令市議会 政策研究会に参加

  5月12日〜13日、新潟市で開かれた政令市議会政策研究会に、参加しましました。
 同研究会は、政令市議会の有志議員が集まって、政令市議会の共通的な課題やそれぞれの市政の情況、個々の取組などを情報交換、学習し合う場です。
 今年は、金子議員、小林議員と共に、相模原市議会の会派・市民連合として参加し、貴重な研修機会になりました。
 12日は、「自治体における社会責任への取組」をテーマに、「人と組織と地球のための国際研究所」代表の川北秀人氏の講演を聴き、議論を深めました。
 社会責任(SR)とは、よく言われる企業などの「社会貢献」とは異なる概念で、ISO26000/SRとして、2010年11月に発効しています。
 ここでは、「様々な社会機能・団体の責任ある行動が、持続的な成功をもたらす」との観点から、その事業活動の中に、自主的に社会や環境への配慮を組み込むための課題が挙げられています。そのためISO26000/SRには、組織の意思決定のプロセスと構造、人権・労働・環境・教育文化・消費者への配慮、公正な事業活動、コミュニティへの参加などの課題が盛り込まれ、様々な社会団体・機能における具体的な取組・活動が提唱されています。
 川北氏は、自治体において、社会責任(SR)の取組がなぜ必要か、また今後どう進めるべきか、具体的な実践例や自治体への調査結果を踏まえて 論じられました。聴講した各議員からも、質疑や事例報告が多く出され、意義深い研修になりました。
 人口減少社会が進む中、コミュニティの持続可能性が、厳しく問われています。自治体は、自ら行う事業の他に多大な物的・人的調達を行っており、社会責任も重大であり、市民生活の持続可能性を確保していく上で、自治体の社会責任に向けた理念を確立し、実践していくことが重要になると思います。
 今回の研修を生かして、自治体における社会責任の受け止めと、具現化への挑戦、実践に向けた具体的な政策課題について、市民連合としても、検討・提案を進めていきたいと思います。
 13日は、「いくとぴあ花育」(新潟市食と花の交流センターエリア)の4施設(食育・花育センター、動物ふれあいセンター、子ども創造センター、食と花の交流センター)を視察・見学しました。
 食と花の交流センターは、6月オープンに向けて整備作業の最中でしたが、他の3施設は、23年から昨年にかけて順次オープンし、当日も、保育園の児童や親子など大勢の参観利用者が訪れ、盛況の様子でした。全体で7.4f・総事業費66.5億円という施設は、新潟市の中心軸である「食と農」と市民のふれあい・体験・挑戦・創造を演出する場になっていました。
 今後の維持運営など、気になる面もありましたが、指定管理による運営、ボランティアの積極的な活用、子どもの創造活動や体験・挑戦活動を引き出す工夫など、学ぶべき点が多くありました。
 また今年6月には、近隣関連施設として、農業・畜産・調理を宿泊体験する教育ファーム、農業6次産業化支援、就農支援、農業活性化研究センターの機能を持つ「アグリパーク」もオープンし、相乗的な効果・活用を図っていくそうです。 国の農業戦略特区指定もうけた新潟市の、農と食を軸にした産業活性化構想を実見・実感することが出来ました。
 最後に、今年2月にオープンした新潟アサヒアレックスス・アイスアリーナを見学しました。フィギュア、ホッケー、ショートトラックに対応するメインリンクと、カーリング3面に対応するサブリンクを備え、うらやましいほどの高規格の施設でした。日本海側のアイススポーツの拠点を担うという大きな意気込みを感じました。
 やはり今後の運営、維持管理には多大の課題があるのではないかと、少し心配もしましたが、DOB・SPCによる事業運営など民間の力や工夫を積極的に活用した方式、太陽光発電の利用・売電、製氷システムの効率化など、注目点も多く見られました。今後の議会活動の参考にしたいと思います。
posted by 江成直士 at 18:17| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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